Kindle版で読了しました。
タイトルがすべてというぐらいにシンプル。
世間一般的には集中することは良しとされている。
れに対しての反論というわけではないんでしょうが、実際にどうなんですかという問いかけがずっとなされます。
作者自身の物事の進め方、取り組み方を交えながら、いったい集中すること、集中力というのがどういう状況を生み出しているのかを考察していく。
人によってスタイルは様々
個人的には仕事や物事・趣味に対するアプローチなどがとても似ているので、すんなりと読むことができちゃいました。
そういった意味では、ごくごく当たり前の内容(個人的には、という意味で)。
人によってはこのスタイル(分散して処理していく)のがあわない人もいると思います。
ただ、考え方・アプローチの方法は「集中してやれ!」というのが絶対的に正しいとは僕自身思っていません。
人の集中できる時間なんてとても短いもんですからね。
そういえば。
以前の職場で「どうしてそんなにたくさんの物事を処理できるんですか?」と聞かれたことがあったんです。その時
「一度に複数の仕事をスタートさせて、疲れたり飽きてきたら、その都度やることを切り替えていけば、同時並行で処理できるよ」
って答えたものの、理解されなかったことがありましたわ(;´・ω・)
それだとひとつの事に時間がかかるというなら、前もって計画しておけばいいだけの事。
急な仕事が舞い込んできたら、優先順位を整理して、期日までに間に合うかを判断。
前もってその時間までに出来る出来ないをちゃんと伝える。
焦って終わらせるとロクなことにならないのも沢山経験してきてますし(;´Д`)
まあ、そんなことを思い出しながらサクサクと読み進めました。
まとめ
それにしても帯の文言とか、いかにも過ぎて好みじゃないなぁ(>_<)
「だらだらするからうまくいく!」
と書かれてると怠け者みたいなイメージだもんw
それぞれの物事をやっているときは集中をしているわけですしね。
ひとつの事を進めていても、どうしても気が散るなんて方。
一度読んでみることをお勧めします。
それでも問題ないことを知れば生産効率がUPしてくるんじゃないでしょうか?