【本レビュー】サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 三戸政和

ちょっと話題になっていたので手に取ってみた新書でした。

普段、あまり新書系は読まないのですよ。

サラリと読めるものの、あまり内容が頭に入らないものが多いような気がしていて…。

今回はいわゆる個人M&Aの指南書というか導入本というか。

興味をひかれたので近所の本屋で購入してみました。

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個人的には物足りない内容だったかな…

どちらかというと、実際に会社を購入するという手順をドキュメンタリー風に書いてあるのかなと思っていたんですが、全体的に渡って

  • 起業して成功するのは難しい
  • 飲食系はなおさら難しいしレッドオーシャン
  • それなら今ある会社を買った方が簡単
  • 5年以上続いている会社は存続率からいっても凄いこと
  • 小さな会社は、黒字なのに後継ぎが見つからずに閉じてしまうことも多い
  • サラリーマンとして培ってきたものは、実はすごいんですよ
  • それは小さな会社での変革をすることも充分にできるぐらいのスキル
  • だから、小さな会社を買って役員報酬生活を目指しましょう

という感じでしょうか。

かなり端折った書き方をしちゃってますが、おおよそこんな感じだと個人的に解釈しました。

前述しているように、実際に会社を買うという体験談的なものを読みたかったので、物足りない内容だったかな…残念。

それでもなんとなく働いている人には

会社勤めをしていても、終身雇用ではないですし、非正規雇用の問題や賃金の伸び悩みなど、企業業績が回復してきてるはずなのに、我身にはあまり恩恵が降りてきていないと感じる世の中です。

そんな状態で特に目標もなく働いちゃっている人には、この手の本を読んでみるいいかも。

良くも悪くも「刺激」になるんじゃないでしょうか?

何を始めるのにも遅いことはないとは思いますが、物事を知るのは早い方が得が多いと考えてます。

情報過多なので、取捨選択は大変かもしれませんが、本一冊、自分への知識の投資として読んでみるのも悪くないですよ?

そこまで高いモノでもないですしね。

裏表紙

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