色んな事ができるようになっている最近のweb技術。
その支えの一旦を担っているのがcssだと、個人的に思っています。
さて、今回はwebでの組版について。
組版とは
組版(くみはん)とは、印刷の一工程であって、文字や図版などの要素を配置し、紙面を構成すること。組み付けともいう。本来は活版印刷の用語であり、文字どおり版を物理的に組むこと、活字を並べて結束糸で縛ったものを「組み版」と呼んだことに由来する。
引用元:ウィキペディア 組版
ということで、紙媒体などでの印刷での紙面構成のことですね。
罫線だったり、文字の大きさ(ポイント)だったり、ルビ、ぶら下がり、ノンブルなどなど編集用語がずらりと並んでいるかと思います。
それをmarkdownとcssでやっているという記事を見かけたもので、ついついピックアップしてみた次第。
これでもかつては、雑誌編集者として会社勤めしていた経験もあるもので…まあ、大した実績はないのですがね(;´・ω・)
気になる記事はこちら
https://yoshikawaweb.com/markdown-css.html
吉川webさんの「Markdown+CSS組版での技術系同人誌制作時の環境」という記事。
Markdownを使用することである程度、シンプルなテキストのように記述できるのが利点なのかなと。
実は、このサイトの初期~去年中ごろまでは、Markdown記述で記事を書いていました。
割と直観的に、文章を書いている感覚とあまり変わらずに記述できて、テキスト形式で保存しておいても問題ないのが手軽に扱えてよかったですね。
特に会社勤めだったので(当時)、休憩時間などにさっとエディターで開いて書くのにはピッタリでした。
ちなみにエディタはBracketsだったりSublime Textだったり。
吉川webさんの場合はAtomを使っているようですが、この辺りは好みで良さそう。
(ただし、エディタによってMarkdownの記述に多少クセがあるのかもなので注意ですね)
まだまだという部分もあるようで…
「結論からいうと…」というところを読む限り、その通りだなぁと思うことも多くてまだまだCSS組版でバッチリというまではいかないのかなと。
IndesignやIllustrator(最近はどうなのか不勉強なのですが、自分が現役だったころはまだ、IndesignよりIllustrator主体でしたね)のようなソフトを使う事が前提となっていたDTPの世界から考えると、隔世の感があります。
amazonなどでのダイレクト・パブリッシングなどhtmlやPDFでの入稿もできるという紙からデジタルになり、より手軽に本(ただし紙ではないけども)を出すことができる時代になりました。
雑でいいなら、まるで印刷物のようにきれいに整えなくてもよいのなら、すぐにでもできるんですよね(もちろん、コンテンツが必要ですがw)。
でも、元々編集者だったので、整えたいし、キャプションや段組みなども気にしてみたい。
それをそのうち、CSS組版という形で「手軽」に実現出来る日もありそうです。
まだ、本当に記事をみつけて読んだだけなので、自身でももう少し勉強してみたいと思っています。
いつか本が出せたらいいなぁ~(*’ω’*)