前回はレバレッジやスプレッドを含めて簡単にFXについてのさわりを勉強しました。そういえば、勉強をはじめてからなんとなく為替の動きが気になるようになってきましたね。とくに意識しているわけじゃないのですが、ふとした瞬間にニュース見出しの文字列から円ドルを見つけていたり。まあ、まだまだ他のソースで予測したりしているわけじゃないので、初心者も初心者なんですけどね。
では、今回も前回の続きをしていきたいと思います。レッツお勉強!
基本5 買いだけじゃない、売りからスタート!?
根本的な部分で
- 価格の安い状態で「買い」、価格が高くなったら「売る」
という基本的な流れがある…と思っている時期がありました。どうしても円でドルなり外貨を「購入する」イメージなんですよね。でも、これだと円基準とするなら
- 円高になる傾向じゃないと取引しても損してしまう
ということになってしまいます。となると、ちょっとした情勢の不安で円が海外から買われまくるだけでも、円安傾向になるわけで取引できないですよね。今も北の不安定な状態のおかげであっさりと108円台になってしまいましたしね。
じゃあ、そういうリスク(ここでいう円安の傾向のこと)が予測される時にはどうすればいいいのか? そこで出てくるのは「売り」からスタートするという方法。どういうことかというと
「高い」うちに持っていない外貨を「売る」 ↓ 「安く」なったらその外貨を「買い」戻す
という流れらしいです。なんかちょっとややこしいですよね。通常の流れをあらためて書いてみると
「安い」うちに外貨を「買う」 ↓ 「高く」なったらその外貨を「売る」
あれ? 順番こそ逆ですが行動は「安い時に買って、高くなったら売る」というモノで一緒ですね。ということは、根本的には同じことをしているだけか。ただ、値上がり傾向なら「買い」からはじめて、値下がり傾向なら「売り」から取引していくという「順番」が入れ替わるだけのことなんですね。これでどんな状況下でも利益が狙えるわけだ! でも、判断が難しそうだなあ。
基本6 取引時間について
日本で暮らして、日本の時間で生活しているので、基準はどうしても日本時間になるわけです。すると、普段会社勤めしている人にとっては取引の時間なんてないんじゃないか? という固定観念に。でも考えてみれば外国為替取引なので、日本だけで完結しているわけはないですよね。
- 世界中で取引が行われている
なので、日本の市場が閉じてもどこかで取引が行われいる。さすがに土日は動いていないのですが
- 24時間取引可能!
これは時間のない筆者でもできそうですね。ま、逆に言うといつでも出来てしまうワナとも考えられますがw
【主な市場と取引時間(日本時間)】
◇ウェリントン市場(ニュージーランド) 5~15時
◇シドニー市場(オーストラリア) 7~17時
◇東京市場(日本) 8~18時
◇香港市場(中国) 9~19時
◇シンガポール市場 10~20時
◇チューリッヒ市場(スイス) 16~翌日2時
◇ロンドン市場(イギリス) 17~翌日3時
◇ニューヨーク市場(アメリカ) 22~翌日7時
※海外にはサマータイムがあるので時間がずれる場合あり
まとめ
今回は売りからでも取引ができる件と取引時間について勉強しました。実際、取引時間については時間帯を気にせず参加できるというのは、敷居が低くていいなぁと思いました。とはいえ、気軽にできる分、いい加減にできてしまう危険もありそうなので注意したいところ。あっさりと損を出してしまう可能性があるわけですしね。
そうならないためにも、値上がりするのか値下がりするのかを予測する材料をちゃんと知っておかないといけませんね。まだまだ勉強しなきゃ。では、今回はここまで。