こんにちは! 今回で3回目となるFX。まだまだ知らない部分もいっぱいありますが、
- 売り買いどちらからでも始められる
- 土日を除けば24時間どこかで取引が行われている
- ゆえに24時間いつでも取引に参加できる
という点を前回お勉強しました。今回も引き続き用語をメインに、今回もレッツお勉強! です。
基本7 ロスカットとかマージンコールとかの仕組み(用語)
基本的にレバレッジを高く設定していたりすると、金額の変動に対して差益額も大きくなります。儲けが出るならいいのですが、損してしまう方向になったとき、その額が巨大になったら…自分で支払えなくなるような巨額になったとしたら…あー、なんて怖い。そんなことに陥らないように、マージンコールやロスカットという仕組みを用意して未然にそれを防ぐ機構が働きます。
【マージンコール】とは、簡単にいうと「おいおい、今のままだと証拠金が乏しいよ? このままだとダメだからね」っていう注意。
【ロスカット】とは「マージンコールしたよね? これ以上損が出ると大変だから強制的に決済したよ」っていうこと。
簡単に書いてみましたが、実際に大きな変動が起こるとデイトレードなどで一攫千金を狙っている流れなどではあっさりとロスカットとなるとか聞いたことがあります。一瞬でお金が溶けてしまうみたいな…いやはや、取引可能額ギリギリまで突っ込むみたいなことはやってはダメですね。それじゃ博打と変わらないですし。
ちなみに。
画面はDMMデモトレードのものなのですが、この証拠金維持率が50%以下になるとロスカットとなるようです。アラートメールが届くようなので、これがマージンコールなのでしょうね。
証拠金維持率
現在の純資産額から取引中の損益額を加減算して、それを必要証拠金で割って算出しているそうです。。。うーんちょっぴり分かりにくい。必要証拠金ってなんぞや? ってなりますよね。調べてみると
現在の取引の値段(1ドル112円で買いなら112円) × 取引している数(lot単位で) × 取引単位(1lotの数字はFX会社によって異なる、DMMでは10000) ÷ レバレッジ(これもFX会社によって違う、DMMは個人の場合25倍)
ということみたいですね。DMM基準で整理すると
必要証拠金 = 現在の取引額 × 取引数 × 400
となりました。これを踏まえての証拠金維持率の計算式は
証拠金維持率 = (預けたお金 - 取引している外貨の損益) ÷ (現在の取引額 × 取引数 × 400)
たとえば、10万預けて5万損している状態、取引額が1ドル100円、取引数が3lot(30000ドル)の場合
(100000 - 50000) ÷ (100 × 3 × 400) = 50000 ÷ 120000 = 0.416666...
となるので、50%を割り込みロスカットになるわけですね(数字は仮なので適当です、あしからず)。
ロスカットを回避するには(マージンコールが発生したら)
さて、ロスカットとなるとその時点で強制終了。これを回避するには…対処法としてはふたつ考えられます。
- 証拠金を増やす(入金する)
- 持っている通貨の一部を決済して取引数を減らし証拠金維持率を上げる
ロスカットがあるから絶対安心ではない点に注意!?
一応、ロスカットのおかげで基本的には証拠金以上の損は出ないようになっています。が、急激に変化することのある相場なので、証拠金以上の損失を生み出す場合もあるのも事実。なので、リスクヘッジするためにもマージンコールがでたら即対処しておくのがマストなんじゃないでしょうか、と思います。
何を基準にFX会社を選ぶか?
ここで、いざ取引を始めるとなった場合は何を基準にFX会社を選べばいいのか考えてみるとします。
【信頼できる会社であること】
ま、これはFXに限ったことではないと思いますが、このご時世はSHARP、東芝などの大企業ですら一気に崩れ落ちていくような状況。ネームバリューというだけでは信頼しきれない部分もあったりしますよね。なので、FX会社のホームページなどで信託保全についての項目をチェックしておきましょう。万が一、FX会社が破たんした場合に預けた財産が戻ってくるなら安心してお金を預けられますよね。
【レバレッジ】
先ほど出てきたDMMデモトレードだとレバレッジは最大25倍(個人のみ?)。これは本番のトレードでも同じなようですし、大体のFX会社は個人の場合25倍自動算出となっているようです。つまり1~25倍で設定するのではなく、自分である程度調整しながら外貨を保有する感じですね。あと、調べると出てきますが、海外のFXとなると倍率がドカンと跳ね上がるものもあります。興味がある方は調べてみるのも一興かな。
【最低取引(lot)の単位】
レバレッジの倍率を設定するという感じではないとなると、もうひとつのポイントは取引数。これは10000単位で固定だったり、1000単位、中には1単位から出来るFX会社もあります。自分の資金に応じて選択するのが良さそうですね。まずはデモで試すのも手ですが、少額で可能なFX会社で実際のトレードを体験してみる手もありそうです。
【スプレッド】
買いと売りの差額ですが、これも会社によって設定が違っていたりします。もちろん差が小さい方が投資する側にとっては嬉しいこと。これも選ぶ基準になりそうです。とはいえ、会社側からみても「売りのひとつ」となるので、安さで選ぶ場合は意外と各社大きな差はなかったりする気がします。
【スワップ】
長期保有を考えるならこれも見ておきたい項目ですよね。中には積立っぽく外貨保有をFXでなんてところもあったりしますし。
【ロスカットの基準】
これは投資金維持率100%、50%、20%などなど。当然低いの方が急変動にも耐えられるので「緩い」と考えらえるわけですが、資金を溶かしてしまうリスクを考えると100%で強制決済となるというのはリスクヘッジになるはず。そう考えると100%でも悪くないのかもしれません。
【ぺアの数】
取引できる外貨のペアの数も100を超えるものを扱っている会社から標準的なものだけに絞っている会社と様々。主要なのはドル円やユーロ円、ドルユーロ、豪ドル円あたりでしょうか。この辺りならどの会社でも問題ないはず。むしろ珍しいペアだと取引での動きもよく分からない(活発じゃない)だろうし、あまり利点が思いつかない状態。あ、もしかしたら変動が大きい可能性があるから一発逆転的な流れでしょうか。情勢が不安定な地域の通貨ならあっという間に変動しそうですし。。。
この辺りが選ぶ基準になりそうですね。筆者なら少額で始めると思うので【最低取引単位】【信頼】を最重要項目に【スプレッド】という感じでしょうか。
まとめ
今回はロスカットやマージンコールについて勉強、そしてFX会社を選ぶ基準について考察してみました。これから先はデモトレードで本格的にチャレンジしてみて、実際に取引の仕方などを勉強していこうかと思っています。いやー、調べて勉強すると簡単ではないのがよく分かりますね。果たして本当に取引する日がくるのか…今回はここまで。ありがとうございました。