【FX初心者】初心者がいちからやってみる その4【お勉強編】

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調べだすと色々な情報に触れるようになるわけで、今度はそのあふれるような情報量によって混乱してきてしまいます。元々、個人的にはどちらかというと「博打」のイメージが強いFXという取引なので「負ける人が9割」なんて言葉をみても「ああ、その通りなんだろうな」って思ってしまいます。

まあ、なんでこんなことを書いているかというと、勉強がてらにデモトレードもやりだしてみました。基本的にスワップポイントをベース豪ドル円を長期保有してみる実験的なトレードなんですが、そりゃまあ、あっという間にプラス~マイナスに行ったり来たり。前回勉強したロスカットにはかからないようにレバレッジも一桁台の状態を維持している程度ですが、それでも実際の金額で動いていると考えると心が弱いとチャートが気になってしまって仕方ない状態に陥るのも頷けるものでした。

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基本8 ルールを決めておく(不安を取り除くためにも)

現在の状況です。マイナス10万超えになってますね。いやー、恐ろしあ。

内訳はこんな感じ。3月末に20Lotなので200000ドル分、4月頭に10Lotだから100000ドル分を買いの状態。最初にも書いてある通りスワップ狙い長期保有でどういう状況をたどっていくのかを調べるためにやってます。

それでも最初は円安に動き、一時はプラス30万円とかつけている状態だったりしました。「えっ、こんなに大きく値動きするの?」っていうのが実感。これがレバレッジ25倍とかになっていたら…今の数字はどうなっていたことやら(まあ、あっさりロスカットになりそうですけど)。なので、基本的にルールを決めておくことは必須なのかもしれないと思った次第。本に書いている通りですね。。。

  • 目標金額と損益の確定(目標)を決める
    • 使える金額(証拠金維持率を決めておく)、資金の追加にもルールをつくる(毎月いくらとか)
    • 損や利益の許容を設定、それを超えたら利益・損切りともに確定させる

まずはこれが大事かもですね。特にトレードでの利益を求めるスタイルなら重要項目だと思います。もちろん、長期の場合でも設定しておいて、都度都度チャートの動きを確認するのは大事でしょう。思わぬ値動きをしていることがあるので、ほんとにビックリしますよ。

  • 保有期間を決める
    • 中長期保有でも、ある程度の期間で確定をする方がいいのかも
    • スワップポイントの積み重ねは魅力ですが、あっさりマイナスになることも
    • だとすれば、利益が出ている時に確定をして新たに売り買いするという考えもあり?

これは、実感した部分。現在マイナス10万円の状態ですが、数日前にはプラス10万円ぐらいになっていたりします。そこで仮に確定して、売りポジションにて保有していることが出来ていたなら…なんてこともありえます。ま、実際にはスワップポイント欲しさから考えると「売り」の長期保有っていうのはかなり勇気が必要な気がしますが。。。

  • 深追いはしない
    • 増える時も溶ける時もあっという間、欲張り過ぎない
    • 自分で決めたルールは厳守して投資する
    • 博打にならないようにする

これが重要でしょう。投資の一環としてのFXと考えるなら、常に利益が得られるのが理想ですが、すべての投資は元本保証なんてないものです。取り返してやるっていう思いは誰にでもあるとは思いますが、ルールを決めた意味がなくなるようなことは結局、巡り巡って自分に跳ね返ってくると思います。

基本9 保有期間(取引スタイル)について

FXのイメージだとやはり「デイトレードで短期決戦」になるのかと思います。筆者もそういう印象だったのですが、正確にいうとそれはスキャルピングという取引スタイルを指すようです。

  • スキャルピング
    • 数秒~数分単位の超短期間での取引を行い利益を狙う
      • 急な変動でも対応次第で大きな損失を出しにくい
      • 細かく取引するので大きな利益も出しにくい
      • 瞬発的な分析力(スキル)が必要

売り買いを激しく行って利益を追求していくスタイルですね。たまにライブでスキャルピングをしている放送なんかもあったりしますが、判断の速さとかは素人にはただただ「すごいなぁ」って思ってしまう状態でした。かなりの熟練度が必要な気がします。そんなスキャルピングの次にデイトレードがきます。

  • デイトレード
    • 1日に1回から数回程度の短期間で取引を行い利益を狙う
      • 1日で取引を終わらせるので、日をまたぐ値動きを気にしないですむ
      • 大きな値動きに乗れればスキャルピングより大きな利益が出やすい
      • 逆もしかり。その日の流れを分析する力がいる

スキャルピングのような集中力は必要ないものの、情報から分析して(あるいは指標発表のタイミングなど値動きが激しくなりそうな状況を把握して)大きな流れの中で取引を行う。ゆったりとできそうなイメージですが、想像するに急な値動きが発生したら慌てそう。なので、張り付き気味でチャートを見ておく必要はありそう。時間がないとできないですね。

  • スイングトレード
    • 数日~1週間程度の期間で取引
      • 大きな流れを読めれば大きな利益を狙えるが、急な値動きには対応できない
      • なので、世の中の情勢などで大きな流れを把握する必要がある
      • 日をまたぐのでスワップポイントが発生する

突発的なことが起きなければ、つまり大局をつかんで分析できれば大きな利益も狙える。そして、常にチャートを意識しないでもいいので、時間が取れない人向けでもある。とはいえ、きっちりとルールを設けて損益確定をしておきたい面もありそう。

  • ポジショントレード
    • スイングよりももっと長期(年単位の場合も)でする取引
      • スワップポイントを狙えるが短期間での大きな利益は厳しい
      • 時間がない人向け、低レバレッジでの運用向け

ここまでくると、ある意味外貨預金っぽいイメージかなぁと思います。長期保有とはいえ、相場の動きはそれなりに振れ幅が大きいので損益額の管理は必須でしょう。これはこれで難しい取引な気がします。本当に国レベルの動きが把握できいれば、運用もできるんでしょうけども。

まとめ

デモトレードで、色々な取引スタイルを体験してみるのがいいと思います。スキャルピングやデイトレードっぽいこともやってみましたし、運よくプラスで終えることができました。ただ、ずっとチャートを監視していて、どのタイミングで確定させるかと常に自分に問いかけながらの取引は結構神経を使います。これが本当の取引で、かつ高レバレッジでのチャレンジだったとしたら…同じ判断が出来たかどうか。引き続き、長期保有の実験は続きます。どこかのタイミングで確定させるかもしれませんが…たぶん、自分の取引スタイルはスイングがあってそうなので。今回はここまで。ありがとうございました。

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