
「大量にあるファイルの拡張子を、一つずつ右クリックして変更している……」
「デジカメで撮った大量の .JPG を .jpeg に統一したいけど、面倒くさい!」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
ファイルが数個なら手作業でも良いですが、数十、数百となると気が遠くなりますよね。実は、Windows 11の標準機能(コマンド)を使えば、追加のソフトをインストールすることなく、わずか数秒で一括変更することが可能です。
今回は、初心者の方でも安心して試せる「コマンドプロンプト」を使った方法から、少し高度な「PowerShell」、さらにMicrosoft公式の便利ツールを使った方法まで、徹底解説します。
⚠️ 作業を始める前の超重要事項:バックアップ
これから紹介する方法は非常に強力ですが、一度実行すると「元に戻す(Ctrl+Z)」が効きません。
コマンドの入力ミスなどで予期せぬ結果にならないよう、作業を始める前に必ず対象のファイルを別のフォルダにコピー(バックアップ)しておいてください。
ステップ0:ファイル拡張子を表示する設定
まずは、ファイル名に拡張子(.txt や .jpg など)が表示されているか確認しましょう。表示されていない場合は、以下の手順で設定をオンにします。
- エクスプローラーを開きます。
- 上部メニューの [表示] をクリックします。
- [表示] > [ファイル名拡張子] にチェックを入れます。
これで準備完了です!
方法1:【おすすめ】コマンドプロンプトで一括変更(初心者〜中級者向け)
最もシンプルで、昔から使われている確実な方法です。
1. 対象のフォルダでコマンドプロンプトを開く
変更したいファイルが入っているフォルダをエクスプローラーで開きます。
上部のアドレスバーをクリックし、cmd と入力して Enterキー を押します。
2. コマンドを入力する
黒い画面(コマンドプロンプト)が開いたら、以下のコマンドを入力して Enter を押します。
例:すべての .jpg ファイルを .png に変えたい場合
ren *.jpg *.png
renは「名前を変更する(rename)」という命令です。*(アスタリスク)は「すべてのファイル名」を意味するワイルドカードです。
これだけで、フォルダ内の該当する拡張子がすべて一瞬で書き換わります!
方法2:PowerShellでより柔軟に変更(中級者〜上級者向け)
Windows 11で標準のターミナルとなっている「PowerShell」を使う方法です。
1. フォルダでターミナルを開く
対象フォルダの何もないところで 右クリック し、[ターミナルで開く] を選択します。
2. コマンドを入力する
以下のコマンドをコピー&ペーストして Enter を押します。
例:すべての .txt を .log に変えたい場合
Get-ChildItem *.txt | Rename-Item -NewName { $_.Name -replace '\.txt$', '.log' }
PowerShellは少し複雑ですが、「ファイル名の一部だけを置換する」といったより高度な操作も可能です。
方法3:【公式ツール】PowerToysの「PowerRename」を使う
「コマンドはやっぱり怖い……」という方には、Microsoftが公式に提供している無料ツールセット 「PowerToys」 に含まれる 「PowerRename」 がおすすめです。
使い方
- PowerToys公式サイトからインストールします。
- 変更したいファイルを複数選択して 右クリック > [PowerRename] を選択。
- 検索窓に変更前の拡張子、置換窓に変更後の拡張子を入力します。
- プレビューを確認しながら 実行できるので、失敗がありません。
まとめ:あなたに合った方法で作業を軽減!
今回は、Windows 11でソフトウェアを使わずに拡張子を一括変更する方法を紹介しました。
- 手軽にサクッとやりたいなら:方法1(コマンドプロンプト)
- より複雑なリネームをしたいなら:方法2(PowerShell)
- 画面を見ながら安全にやりたいなら:方法3(PowerRename)
自分に合った方法を選んで、面倒な手作業から解放されましょう!
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