腕時計をする機会(スマートウォッチを除く)は、思い返せば中学生の頃からなかったように思います。スマホ全盛の昨今、すぐ取り出して時間確認できますし肌身離さず持ち歩いているわけですから、時間だけを確認する意味での「腕時計」というのは存在場所がなくなっていったのかもしれません。
一方、ステータスとして腕時計をするという文化は根強く残っています。高級品を付けることで注目されたり、個性的なモノを持つことでアイデンティティアイテムとして所持する場合もあるでしょうし、ファッションとしての意味合いも当然ありますよね。
というわけで、世の中にはいろいろな腕時計がありまして。今回、休日などでお出かけの際に気軽につけられるものを物色していました。もちろん、手の出せる範囲の値段…5000円ぐらいかなと検討をつけて。
で、買ってみたのがE-seven腕時計 手巻き機械式 スケルトン
というわけで、箱から開封してみます。
紙製の黒い化粧箱に「E-seven」の文字。
箱をあけてみると、商品の紙タグと腕時計本体とシンプルな中身。
ガラスが光ってしまっていたので、角度を変えてもう一枚。スケルトンなので、ゼンマイや歯車がみえてますね!
手に取ってみる、つけてみる
直径は500円玉ぐらいの大きさ。思ってよりは小ぶりな印象です。
背面もスケルトン。腕時計をして歩いたり動いたりしていると、背面にある部品が動いてゼンマイを巻いてくれます。
レザーベルトだったのですが、これが硬めで馴染むまで時間がかかりそう。そして、こちらもメンズの割には細目な印象。
厚みはそこそこあります。着る物によっては袖口がキツイなんてこともあるかもですね。あと分かりづらいんですが…角度によって表面のガラス部分が青っぽくみえます。なんとなくカッコいいでしょ?
スペック
- サイズ:直径40mm 厚み12mm
- バンド:12時側78mm 6時側128mm 幅18mm
- 材質:ステンレススチール、革
- ムーブメント:手巻き式
まとめ
手巻き機械式に惹かれて
そういえば、昔、父がしていた腕時計が機械式。しかも手巻きだったことを思い出しました。当時は幼子心ながら「手巻きなんて面倒な時計をしているなぁ」なんて思っていたものでしたが、時を経て、趣味で腕時計を探してみるとその「面倒」な部分すら「余裕がある」というか「わざわざ時計をしているんだ」という楽しみ方というか、そういった部分がなんとなく理解できるようになっていました。
時おり腕を振ってゼンマイを巻くのも含めて、手巻き機械式に惹かれていっていました。
スケルトンと音と
さらに、時計の仕組みが目に見える「スケルトン」スタイル。これも、妙に男心をくすぐるわけです(まあ、ガキンチョなだけですがw)。細かな歯車が動き、それらが秒針を動かし、1周することで長針が、そして短針が……全部の仕組みが動いていることを認識できるわけじゃないですが、不思議とロマンを感じたりします。
また、そっと耳を近づけるとそれらの動いている音が聞こえます。「チッチッチッチッ…」という時を刻む音、これもまたイイ! こればっかりは聞いてもらうのが一番だと思います。
というわけで、今回は腕時計のレビューでした。物欲が止まらなくてヤバい…。