【本レビュー】作家の収支 森 博嗣

たしかに気になることでした。

売れっ子といわれている作家さんの収支。

どうしてもお金の話って赤裸々に語るのはダメなこと、というかいやらしいことと捉えられがちですよね。

そういう意味では、他人の内緒な部分を覗き見るような感覚もなきにしもあらず(;´・ω・)

ま、僕の収支をオープンにしようとしたところで、2018年3月~7月は無職だったので本当に情けない金額なのですがw

さて、この本は森博嗣さん自身の作家での収支について、分かりやすく書かれています。

本人は「すべてがFになる」や「スカイ・クロラ」などで有名な作家さんであり、元々は国立大学の助教授さんであった方。

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実はミリオンセラーがない!?

映像化されたりアニメ化されたりしている作家さんでもあるわけなんですが、それでも1冊ごとにみてみると、ミリオンセラーになった作品がないらしいです。

これ、裏表紙に書かれている文言だったりします。

結構衝撃的でした、読んだ時。

「あー、作家さんっていうのは売れているように思えても大変なんだな」

なんて勝手に思ってしまったわけで、さらには

「なろうと思っていてもなかなかなれない職業でありながら…夢がないのかな?」

なんて、これまた勝手に考えてしまった次第。

でも、ちゃんと続きがあり

「発行総部数1400万部、総収入15億円」

なにこの数字!?

これは俄然興味を抱きますよね。

19年間に280冊もの本を出しているスピードも含めて、森博嗣という作家がどういうキッカケで物語を執筆し、実際の印税の話、映像化やアニメ化での本の売れ行き、作家活動でのいろんな収支について、書いてあります。

いや~、この新書は面白かったし勉強になりましたよ。

あっという間に読み終わってしまいました(*’ω’*)

気になる方は手に取ってみてはいかがでしょう?

裏表紙

https://amzn.to/2OvqiIe

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